imakuni


その2はコチラ




~いままでのあらすじ~
個人事業主となるべく必要な書類を提出した宇佐美。
本当にやっていけるのか、不安にかられながらも着々と準備を進めていく。
だがしかし、そんな彼の前に巨大な壁が立ちはだかったのであった!




ぷりーずぷりーず取引しましょ!ってな感じで、
無事に業者と取引契約を結ぶことに成功した。
早速、必要な工具や部材の見積もりを頼んで見る。
契約したのは、3社。

一部の物については被ってたりはするんだけど、そこは相見積もりとって、
安いとこで購入するのが賢い方法よね。
でもまぁ、一般的な工具とかならモノタロウとかヤフーショッピング、Amazonの方が安かったりはする。

部材は流石に専用のモンなんで、一般向けに売ってるわけではないけれども。


リストをつくってると、他にも色々必要なものが出てきた。やっべ。

事業用のケータイ、FAX、その他文具系(伝票類とか名刺とか)、制服(と言うか作業服)、
現場向かうのに使う車とか、事務所とかも必要だしね。

事務所は、自宅で兼用できるし、車は自分の私用車そのまま使えばいいとして、
細々したモノを揃えていったら、マジきりがない。

んで、それらの購入した領収書は全部取っておかないと、
経費として計上できなくなるから、これも大切に保管しておく。出金伝票と一緒にね。
確定申告が怖い。


事業を始めるにあたって、国の機関から融資を受けることができるんだけど、
この融資を受ける際に、事業計画書っつーめんどい書類が必要になる。
これがマジめんどい、ちょーめんどい。

事業計画書ってのは、始める事業の内容や、動機、今後の見通し、とか融資を何に使うのとか、
そ~言ったことを事細かく、嘘偽りなく書かなきゃいけない。
要は、国に提出する事業の履歴書みたいなもんだね。(ナンカチガウ)


融資してもらったお金の使用用途を記載するときに、使う内容の見積書が必要になってくるわけで・・・
先に業者と契約して見積りを取ったのには、こういう背景があったのです。

その辺りもまぁ、記入して提出。
後は提出した機関から、連絡を待つだけである。

もし融資が決まっても、お金が振り込まれるのは1~2ヶ月先ぐらい。
予定としては、今年いっぱいはまだ、元会社に籍があるので、
来年1月ぐらいからはスタートできる段取りを組んで、仕事が受注できるようにしておき、
工具や道具を揃えていつでも動ける状態にしておきたかった。

考えてる事業は、大体12~4月ぐらいが仕事のピークなので、ちょうどいいと思ったからである。

何にしても、融資が降りることを確定しないと、借金してでも工具揃えたりしなきゃいけなくなるので、
できるだけ早く結果が知りたいところだったのだが・・・


因みに見積額は、新車をオプション満載で購入するぐらいの値段になってた。
削ったらもうちょっと落とせるけど、そうするとできることの幅がかなり狭くなってしまう。

できれば満額融資が降りればいいのだが、満額は降りることはまぁ無いらしい。
だから、融資申請するときはちょっと多めに申告するのだそうな。
私も実際1割ぐらい多めに見積もって申告した。




そして伝説へ。




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